TOPPAGE > 調査・研究活動
診療放射線技師の急変時対応コース 設立
班構成

○班長 住田 知隆 ,JA 愛知厚生連 海南病院
副班長 大森 健太郎,一宮市立市民病院 清水 良平 ,兵庫県市立加西病院 山田 晃弘 ,一宮市立市民病院 大保 勇 ,名古屋第二赤十字病院

検討内容 急変時対応コースの設立および運営  (RtARS:Radiological Technologists Assessment Recognition Stabilization)
私たち診療放射線技師は、患者の急変時に心停止に陥るのを回避するために、危機 的状態移行の前兆となる症状と兆候を早期に評価(Assessment)して、状態を認識 (Recognition)し、認識に基づく安定化(Stabilization)が図れることです。RtARS では、患者の状態変化を迅速に評価・認識し、医師または看護師への連絡後、到着 するまでの間、同僚と協力して状態の安定化を図り、心停止を回避するための適切 な行動が必要です。
そこで心停止を回避するために以下の3 つを目的としています。
1. 患者の変化に気づき、対応できること(個々のスキルアップ)
2. チームで戦うことの意義を知る(チームのスキルアップ)
3. 必要なタイミングで応援を要請するための報告について学ぶ
上記のコースの設立、運営、検討を行なう。
救急診療における一般撮影の撮影条件と画像処理に関する検討
―primary survey における撮影条件と画質の関係について―
班構成

○中前光弘(奈良県立医科大学附属病院), 庄垣雅史(大阪市立大学医学部附属病院), 西池成章(りんくう総合医療センター), 樫山和幸(大阪府立急性期・総合医療センター)

検討内容 救急診療において撮影される一般撮影は,短時間に広範囲の情報を取得可能で あることから,特にprimary urvey においては必須な放射線画像検査となって いる. 昨今,急速にワイヤレスタイプ可搬型DR 装置が普及し,グリッドを使用しな くても診断可能な画像を取得できるなど,ここ数年での技術革新には目覚ましい ものがあるが、撮影条件と画質との関係については,検討されていない. 本WG の目的は,primary survey の骨盤(腹部)撮影における撮影条件と画質 の関係を検討することである.
外傷放射線診療(JRTEC)コース策定WG
班構成

○班長 大保 勇 (名古屋第二赤十字病院) 副班長 平井 国雄 (日本医科大学付属病院) 副班長 住田 知隆 (愛知厚生連 海南病院) 班員 高橋 大樹 (国立病院機構 仙台医療センター) 山田 尚史 (魚沼基幹病院) 宇内 大祐 (聖路加国際病院) 嶋崎 龍洋 (共立蒲原総合病院) 山田 晃弘 (一宮市立市民病院) 田中 善啓 (国立病院機構 水戸医療センター) 田代 雅実 (福島県立医科大学附属病院) 常木 武士 (北里大学病院) 稲垣 直之 (済生会横浜市東部病院) 小倉 圭史 (札幌医科大学附属病院) 山添 元士 (京都第二赤十字病院)
庄司友和、中川大輔(東京慈恵会医科大学附属柏病院)

検討内容 医師にはJATEC・JETEC、看護師にはJNTEC があり外傷診療の標準化が進んで いる。JATEC 第4 版において、外傷初期診療におけるチーム医療の重要性が盛り 込まれている。JETEC においてもチームの一員として診療放射線技師が強調され ており、外傷初期診療に対する役割は医師・看護師に次ぐ重要な位置にあるといえ る。また、外傷診療に携わる診療放射線技師に対してはこれまで標準化された外傷 放射線診療の指針がなく、その必要性が平井らの論文から示された。 患者移送や撮影での体位変換などのスキルや共通の目的・目標、共通の言語の獲得、 読影能力などが必要なスキルであり、このようなスキルを盛り込んだJRTEC コー ス開発の検討を行う。
参考文献) 調査・報告「救急放射線技術に関連したoff the job training の受講の実態調査」 日臨救医誌(JJSEM)2015;18:650-7
救急診療に携わる若手技師の救急放射線部門研修プログラムの検討
班構成

○稲垣直之(済生会横浜市東部病院)近藤武(関東労災病院) 太斎圭輔・藤森章史・小野瞬・川上剛史・新井麻耶・(済生会横浜市東部病院) 常世田美希(関東労災病院)

検討内容 救急センターを有する施設において、入職後すぐに初期研修医・若手技 師が救急診療・撮影に携わることもある。特に初期研修医においては、 各施設における放射線部門の検査・撮影を理解する前にすぐ診療に入ら ないといけない現実があり、度々撮影オーダー・撮影方法等におけるコ ミュニケーションエラーが生じることも少なくない。そこで、救急撮影 認定技師等が救急放射線部門に携わる全ての初期研修医・若手技師向け に救急放射線研修プログラムを検討・作成し、参加してもらう事で、コ ミュニケーション向上とともに、撮影技術等の理解を図り、より良い救
急医療チームづくりと救急放射線部門への理解を図る事が目的となる。
また救急専門医指導のもと、初期研修医教育プログラムと連携を図り、 実施することを目標とする。
研修プログラム作成における主な検討項目
1 救急XP 撮影技術の理解と撮影補助・撮影方法等の理解
2 primary survey 時におけるXP 撮影でのバックボード取り扱いと スペーサー使用時の注意
3 救急CT 撮影技術の理解とアーチファクト
4 救急CT 造影時、アナフィラキシーシュミレーション トレーニングを通しての対応手順
5 外傷全身CT 時の初療室から搬送・撮影終了までの シュミレーショントレーニング
6 救急MRI 撮影技術の理解と患者取り扱いの注意事項・ モニター管理
7 救急IVR 撮影技術と撮影・検査・手技補助の理解
8 救急放射線部門におけるER シュミレーショントレーニング
診療放射線技師心肺蘇生教育システム構築のための現状調査に関するWG
班構成

○班長:澁谷 孝行(金沢大学) ○副班長:水井 雅人(鈴鹿回生病院) 清水 良平(市立加西病院)
嶋崎 龍洋(共立蒲原総合病院) 蘆原 友里(倉敷成人病センター) 坂下 惠治(りんくう総合医療センター)
佐々木 健(上尾中央総合病院) 西田 宗生(大垣徳洲会病院)

検討内容 診療放射線技師学校養成所指定規則改定に伴い,新しい教育分野として医療安全 管理学が定められ,急変時の一次救命措置(Basic Life Support: BLS)の実施能力の 習得が明文化された。それに伴い,BLS に関する教育システムを構築することが急 務であるが,現役の放射線技師や学生が心肺蘇生に関してどの程度の知識を有し,
適切な実施が可能かについて調査研究されていない。しかし,現状調査は,効果的 な心肺蘇生教育システムを構築する上で貴重な資料となり,心肺蘇生教育普及前で しか収集することができない。本WG では,蘇生に関する知識および実務の現状に ついて現役診療放射線技師および学生を対象にアンケート調査することを目的とす
る。
高エネルギー外傷における超音波診断の現状と課題
班構成

○石田 智一 , 江端 清和 , 藤本 真一 , 岸本 貴宏 ( 福井大学医学部附属病院)

検討内容 高エネルギー外傷の患者において、救急専門医、救急専門医以外の医師が行う 「primary survey」におけるfocused assessment with sonography for trauma(以 下FAST)の所見と放射線科医が読影を行った腹部CT 画像の所見とを比較し、正 診率の比較を行う。
また、目的とする部位を明瞭に描出し、エコーフリースペースの有無をチェックす る。チェックポイントに番号をふり、描出がしやすい部位、描出がしにくい部位を CT 画像と比較判別し、より正診率のバラつきの少ないマニュアルを作成しトレー ニングを行う。
頭部CT検査時における脳卒中スケール(CTSS)の検討WG
班構成

○班長:山田 晃弘(一宮市立市民病院)  副班長 大保 勇(名古屋第二赤十字病院),住田 知隆(愛知県厚生連海南病院),班員 大森 健太郎(一宮市立市民病院)

検討内容  脳卒中は代表的な救急疾患の1つであり、多くの施設で頭部CTが施行されている。 CTSSは、救急隊の間で使われているCPSSを参考にして作られ、CT室入室からポジショニングの間で簡便に評価を行い、脳卒中の判断や病変部位の予測ができるようになり、また脳ヘルニア兆候を判断することで、検査の迅速性の予測や急変の予測も判断できるようになる事を目的としており、今回これらを用いて実際に検証を行ないその有用性について検討を行なう。
救急診療における一般撮影の撮影条件と画像処理に関する検討 ―撮影機器と撮影条件の変遷―
班構成

○中前光弘(奈良県立医科大学附属病院)  庄垣雅史(大阪市立大学医学部附属病院)  西池成章(りんくう総合医療センター)  樫山和幸(大阪府立急性期・総合医療センター)

検討内容  救急診療において撮影される一般撮影は,短時間に広範囲の情報を取得可能であることから,特にprimary surveyにおいては必須な放射線画像検査となっている. 昨今,急速にワイヤレスタイプ可搬型DR装置が普及し,グリッドを使用しなくても診断可能な画像を取得できるなど,ここ数年での技術革新には目覚ましいものがある. 本WGの目的は,5年前に調査した救急診療で実施されるprimary surveyの骨盤(腹部)撮影などにおける撮影条件及び画像処理関数がどのように推移したかを調査することである.
研究発表の記録
仮想透視画像(PPP:pre-procedural planning)の有用性と普及に関するWG
班構成

○田中善啓(国立病院機構災害医療センター) 副班長 中川大輔(東京慈恵医科大学附属柏病院) 藤村一郎(りんくう総合医療センター) 鈴木淳平(札幌医科大学附属病院) 田代雅美(福島県立医科大学附属病院) 村石泰伸(国立病院機構高崎医療センター) 今田 了, 山﨑 静(国立病院機構水戸医療センター) 真柄昂胤, 金子貴之(国立病院機構災害医療センター)

検討内容 外傷による臓器損傷や骨軟部組織の損傷による活動性出血、吐下血、 喀血、腫瘍破裂などに対する血管塞栓術、膿瘍や胆道系の感染症な どに対する経皮的ドレナージなど、救急診療においては24 時間365 日いつでも緊急IVR が必要となる状況は発生しうる。しかし、夜間・ 休日など時間外の緊急時には、マンパワーが限られていることも多 く、常に経験豊富なIVR スタッフがスタンバイできているわけでは ない。そのような中で、重症な患者を相手に迅速かつ確実な治療を 提供するために、MDCT のvolume data を活用したIVR 手技支援・術 前計画(pre-procedural planning: PPP)は、透視下手技の画面と類 似した仮想透視画像として、術者が直感的に比べやすく血管の分岐 位置や走行を把握しやすい。これにより、手技時間の短縮や合併症 を減らし安全・確実な手技を行うことが期待できる。本研究ではそ の具体的な症例別による作成方法と有用性の検討及びPPP の普及活 動を目的とする。
救急診療に従事する診療放射線技師の技能向上に向けた実習を含む育成コースの開発に関するWG
班構成

○坂下 惠治  (りんくう総合医療センター) 大保 勇 (名古屋第二赤十字病院), 山田 晃弘 (一宮市立市民病院) 米田 靖(横浜市立大学医学部附属市民総合医療センター) 蘆原 友里 (倉敷成人病センター)

検討内容 日本放射線技術学会等では,教育委員会および放射線撮影分科会を通じて救急撮影セミナーを開催し,救急撮影の普及活動を行ってきた.今後,そのセミナーコースの高度化と内容の普遍化に向けた検討を行い,より良いセミナーの開催を継続したい.
日本診療放射線技師養成課程心肺蘇生法普及委員会における心肺蘇生法学習支援プログラム設計に関するSC
班構成

○蘆原友里 (倉敷成人病センター),坂下惠治(りんくう総合医療センター),清水良平(兵庫県市立加西病院), 西田宗生(医療法人徳洲会 大垣徳洲会病院),佐々木健(上尾中央総合病院),嶋崎龍洋(共立蒲原総合病院),水井雅人(鈴鹿回生病院),澁谷孝行(金沢大学) 

検討内容 臨床現場において蘇生現場経験数・経験可能性が豊富とは言い難い診療放射線技師職に対し、全国の診療放射線学科に在学する学生諸子への有効な卒前教育として(及び蘇生教育学習経験の少ない現役診療放射線技師も対象に含める)、心肺蘇生法に関する知識及び技術を正確な長期記憶として格納し、実際の蘇生現場参入を容易にするために必要な学習支援プログラムの基軸構築を目的とする。
外傷全身CTにおける頭頚部動脈相撮影の有用性の調査
班構成

○ 鈴木 淳平(札幌医科大学附属病院) ,平野 透(札幌医科大学附属病院),長谷川 雅一(慶應義塾大学病院),澤 悟史(京都第一赤十字病院), 笹木 工(北海道大学病院), 藤村 一郎(りんくう総合医療センター), 岡田 裕貴(草津総合病院) ,小倉 圭史(札幌医科大学附属病院) ,坂下 惠治(りんくう総合医療センター)

検討内容  平成26年度調査研究「外傷全身CTにおける造影方法に関する調査」において実施したアンケート結果より、外傷全身CT撮影時に動脈相を全例頭頚部から撮影している施設は少なく、症状の有無や救急医師からの指示で追加撮影を行う施設が多いという結果が得られた。しかし、経験年数の浅い医師・技師が撮影を担当した場合には患者の状況を正確に確認できていないことが多く、頭蓋底骨折や頚椎損傷による血管損傷を見逃す危険性が指摘されている。  そこで本調査班では外傷全身CT撮影時における頭頚部動脈相に関して、体幹部と一連で撮影することによる血管描出の評価および頭頚部血管損傷の発見割合を調査し、頭頚部動脈相撮影の有用性について検討する。研究成果は日本救急撮影認定技師機構で活用している放射線技術メーリングリストや関連学会にて報告し、メリットや問題点を広く議論することで救急撮影技術の普及・発展に繋げることを目的とする。
外傷診療における全身CT撮影方法の検討
班構成

○山本 浩司,渡辺 博也(大阪府三島救命救急センター) 中 智章(大阪府立急性期・総合医療センター)
西池 成章, 藤村 一郎,坂下惠治(りんくう総合医療センター)  

検討内容  外傷全身CTの有用性が、The Lancet誌において2009年に報告されて以来、全身CT撮影は外傷検査の一手法として救急医療の現場で認知されている。しかし、現在にいたるまで外傷全身CT撮影を包括的に検討した報告は少なく、各施設独自のプロトコルで撮影されているのが現状である。本WGでは、外傷全身CTの臨床的有用性や問題点等を考察し、そこから考えられる標準的撮影技術について検討する。
救急診療における一般撮影の撮影条件と画像処理に関する検討 -FPDの臨床使用における問題点と撮影条件について-
班構成

○西池成章(りんくう総合医療センター)  樫山和幸(大阪府立急性期・総合医療センター)
庄垣雅史(大阪市立大学医学部附属病院)  中前光弘(奈良県立医科大学附属病院)
坂下惠治(りんくう総合医療センター)

検討内容  近年、一般撮影領域ではFPDの普及が進んでおり、臨床での使用報告や撮影条件の検討などが行われてきている。その即時性から、救急領域の初期診療における撮影にFPDを導入する施設が増加すると考えられる。しかし、救急初期診療へのFPD導入に伴う利便性や問題点、あるいは撮影条件などの検討報告はほとんど無い。本WGでは、救急初期診療におけるFPD導入の問題点や効果を検討するとともに、撮影条件、特に被ばく軽減についての検討を行い、今後の標準化の指針として提示する。
研究発表の記録
救急診療におけるインシデント・アクシデント事案の調査
班構成

○須賀龍也(医療法人財団済美会 昭和病院 放射線部)  平井国雄(学校法人 日本医科大学付属病院)
西田宗生 (医療法人徳洲会 大垣徳洲会病院)

検討内容 日常業務において機器類の故障や術者の人為的ミスにより目的検査が行えず、結果として被験者にとって不利益な検査になってしまうことがある。特に、分秒を争う救急診療においては、時として患者生命の危機に直結する事態にも発展する。 昨今、インシデント・アクシデントの内容によっては医療者個人の責任が問われるニュースも見受けられるようになってきた。 そこで、このようなインシデント・アクシデントの情報を提供し共有することで、安全な業務環境作りの目安となり、結果として患者様に一定の安全対策を持った救急診療が提供できるのではないかと考え、調査する。
〔主なアンケート調査の内容〕
○アンケートの対象:メーリングリストのメンバー
○救急の種別:一次~三次救急まで全て
○モダリティ別の保有機器および台数
○人為的エラーに関する項目(例)  モダリティ、技師歴(年数)、慣れ・不慣れ、健康状態、心理状態(焦りなど)、  時間帯(日中か夜間か)、状況(繁忙の有無)など
○機器的エラーに関する項目(例)  モダリティ、周辺機器(ワークステーションやネットワークシステムを含む)  使用年数、メンテの状況(自主点検もしくは保守契約の有無)
○専門・認定技師の在籍(種類を○で囲むようにする) 尚、詳細な分析として、各モダリティでは(撮影系、CT、アンギオ、MRI…)とモダリティに無関係(オーダリングシステムや接遇など)とに大分類し、次にそれぞれの機器的エラー&人的エラーなどに中分類(単純XP、ポータブル、透視検査、心カテ、TAE、単純CT、造影CT)として、小分類(例えば造影CTであれば、インジェクターの部品落下、インジェクターの接続ミス、インジェクターの注入設定ミス…など)などの項目の幅を増やす。
全身外傷CTにおける造影方法に関する調査
班構成

○平野 透(札幌医科大学附属病院) 長谷川雅一(慶應義塾大学病院)  澤 悟史(京都第一赤十字病院)
笹木 工(北海道大学病院) 鈴木淳平(札幌医科大学附属病院) 岡田裕貴(草津総合病院)
藤村一郎,坂下惠治(りんくう総合医療センター)    

検討内容  外傷患者における全身外傷CT(外傷全身CT)は複数領域の損傷を評価可能であり, 病状の重症度判断や治療戦力を構築する有用な撮影法となっている. 特に造影CT撮影よる多時相撮影では血管損傷の検出に優れておりIVRや手術等による早期治療が期待されている. しかし, 撮影範囲や画質を含めた撮影条件の設定が施設間で異なり、全身外傷CTの標準化が望まれているところである. そこで本調査班では日本救急撮影技師認定機構で活用している放射線技術メーリングリストを活用し,全身外傷CTの多時相造影CT撮影に関する撮影方法を調査し, 調査結果のメーリングリストへの公開や学会へ発表, 更に関連学会と協力し全身外傷CTの撮影条件の標準化を構築することによる救急撮影技術の普及を目的とする。
救急医療における頸椎(ネック)カラー装着患者に対するMRI検査の検討
班構成

班長:○田中 善啓 国立病院機構水戸医療センター
大塚 和人,神永 直崇,金居 啓介 国立病院機構水戸医療センター  

検討内容 外傷患者の応急処置において、頭部外傷のエピソードがあるときや後頸部痛を訴える場合には、その安全性が確認されるまで頸椎(ネック)カラーを装着しなければならない。近年、救急医療におけるMagnetic resonance imaging(MRI)検査の依頼は増加しており、脊髄損傷に対する有用性は非常に高い。その際、ネックカラーを装着した状態のMRI検査では、装置によるネックコイル(neck matrix coil)の形状により固定位置が制限され、コイルを患者の頸部に挟んで設置できない事もある。また、無理に設置する事により、二次的損傷を引き起こす危険性がある。急性脊髄損傷ではT2強調像にて脊髄内に高信号を認め、出血や浮腫を反映して損傷部位とその上下方向に異常信号域が広がることが多い。このことから、脊髄損傷に対してポジショニングやコイル設置などの安全性を確保し、尚且つ最低限の責任病巣を特定できる画像を迅速に担保できるシーケンスを含めたMRI検査方法を施行する必要がある。そのため、従来のネックコイルを使用した臨床画像のSNRの測定方法とSpine Matrix Coilのみを使用したSNRの測定方法とその誤差に関して検討を行う。
救急医療における頸椎(ネック)カラー装着患者に対するMRI検査の検討
班構成

班長:○田中 善啓 国立病院機構水戸医療センター
大塚 和人,神永 直崇,金居 啓介 国立病院機構水戸医療センター  

検討内容 外傷患者の応急処置において、頭部外傷のエピソードがあるときや後頸部痛を訴える場合には、その安全性が確認されるまで頸椎(ネック)カラーを装着しなければならない。近年、救急医療におけるMagnetic resonance imaging(MRI)検査の依頼は増加しており、脊髄損傷に対する有用性は非常に高い。その際、ネックカラーを装着した状態のMRI検査では、装置によるネックコイル(neck matrix coil)の形状により固定位置が制限され、コイルを患者の頸部に挟んで設置できない事もある。また、無理に設置する事により、二次的損傷を引き起こす危険性がある。急性脊髄損傷ではT2強調像にて脊髄内に高信号を認め、出血や浮腫を反映して損傷部位とその上下方向に異常信号域が広がることが多い。このことから、脊髄損傷に対してポジショニングやコイル設置などの安全性を確保し、尚且つ最低限の責任病巣を特定できる画像を迅速に担保できるシーケンスを含めたMRI検査方法を施行する必要がある。そのため、従来のネックコイルを使用した臨床画像のSNRの測定方法とSpine Matrix Coilのみを使用したSNRの測定方法とその誤差に関して検討を行う。
救急放射線技術に関連したOFF THE JOB TRAININGのありかたWG
班構成 班長:大保 勇 名古屋第二赤十字病院  副班長;住田 知隆 愛知県厚生連海南病院
嶋崎 龍洋 共立蒲原総合病院  玉井 勲 多治見市民病院  平井 国雄 日本医科大学付属病院
宇内 大祐 聖路加国際病院  山田 尚史 新潟県立六日町病院  高橋 大樹 国立病院機構宮城病院
坂下 惠治 大阪府立泉州救命救急センター
検討内容 既存の各種Off-JT(BLS ICLS ISLS JPTEC 救急撮影セミナー等)を受講することによる効果について考察を行うことや救急放射線技術に関連した新たなOff-JTについても検討。
救急診療における一般撮影の撮影条件と画像処理に関する検討
         -バックボードによる影響-
班構成 班長:樫山和幸 大阪府立急性期・総合医療センター
庄垣雅史 大阪市立大学医学部附属病院 中前光弘 奈良県立医科大学附属病院
西池成章 大阪府立泉州救命救急センター
検討内容  救急診療において撮影される一般撮影は,短時間に広範囲の情報を取得可能であることから,特にprimary surveyにおいては必須な放射線検査となっている.昨今,急速に普及するデジタル画像を取得するための各種デバイスでは,救急診療で必要とする画像所見の描出に最適な撮影条件及び画像処理関数について未だ検討されていない.  本WGの目的は,救急診療で実施されるprimary surveyでは,患者をバックボード上に固定したまま胸部・腹部(骨盤を含む)の撮影を実施することも少なくない.そこで,バックボードが描出を必要とする画像所見に対してどのような影響をおよぼしているのかを検討し,撮影条件や画像処理パラメータなど標準化の指針を提示することにある.
研究発表の記録
救急領域における読影の補助のあり方に関する調査
班構成 班長:加藤京一 昭和大学藤が丘病院
大久保卓史 東邦大学医療センター大森病院  黒住 晃 川崎医科大学附属病院
矢島徳和,小西英一郎,原田潤 独立行政法人 国立病院機構 災害医療センター
稲垣直之 恩賜財団済生会横浜市東部病院   宇内大祐 聖路加国際病院
埋橋喜次 練馬区医師会医療健診センター  川又郁夫 東海大学医学部付属八王子病院
吉田和則 東京医科大学病院  大内里香 よこはま乳腺・胃腸クリニック
市田隆雄 大阪市立大学医学部附属病院  山川仁憲 東京慈恵医大附属第三病院
木暮陽介 順天堂大学医学部附属練馬病院  安冨蔵人 北里大学北里研究所病院
児玉直樹 高崎健康福祉大学  前田啓明 兵庫県立がんセンター
坂下惠治 りんくう総合医療センター泉州救命救急センター
検討内容  昨年度,厚生労働省医政局長より出された診療放射線技師による読影の補助を推進すべきとの報告について,救急診療において患者の予後を左右する可能性のある重要異常所見の検出は,昼夜を問わず救急医療現場の画像処理を担当する救急撮影認定技師をはじめすべての診療放射線技師においてその技能が必要である.  今回,この調査・研究活動により救急診療における読影の補助に関する基礎的技能やそのあり方を検討したい.
救急撮影時のCT,MRIにおける撮影条件に関する調査WG
班構成 班長:平野 透
長谷川雅一 ,澤悟史,笹木工,鈴木淳平,藤村一郎,岡田裕貴,須賀龍也,坂下惠治 
検討内容  救急医療においてCT,MRIの有用性は多く報告されており、施設によっては待機又は当直帯業務においても行う施設がある。救急撮影においては時間制限等から日常業務とは異なる最適化された撮影技術が求められる。そこで本調査班では日本救急撮影技師認定機構で活用している教育委員メーリングリストを活用し、救急時の各疾患や部位でのCT,MRI撮影における撮影条件を調査し、標準的な撮影条件のメーリングリストへの公開、更に学会等に報告することにより救急撮影技術の普及を目的とする。
研究発表の記録
救急診療における一般撮影の撮影条件と画像処理に関する検討WG-胸部編-
班構成 班長:庄垣雅史
中前光弘,西池成章,樫山和幸
検討内容  救急診療において撮影される一般撮影は,短時間に広範囲の情報を取得可能であることから,特にprimary surveyにおいては必須な放射線検査となっている.昨今,急速に普及するデジタル画像を取得するための各種デバイスでは,救急診療で必要とする画像所見の描出に最適な撮影条件及び画像処理関数について未だ検討されていない.
 本WGの目的は,救急診療で実施されるprimary surveyにおける胸部撮影について,描出を必要とする画像所見に対し,適切な撮影条件と画像処理パラメータを検討し,標準化の指針を提示することにある.
研究発表の記録
救急医療における診療放射線技師業務および装置や設備等の運用実態とその問題点に関する調査WG
班構成 班長:勝眞康行
西村 努,澤 悟史,中田正明,宮安孝行,坂下恵治
検討内容  現在の救急医療現場で働く診療放射線技師が行っている業務および使用している装置や設備において,例えば救急医療施設における管理区域の設定のありかた,救急処置室内における固定式X線装置の運用について,電子カルテ運用時の撮影依頼および照射録作成について,災害時文書等の運用について等の実態調査を行い,運用について検討を行う.
救急医療における放射線診療室等の環境整備WG
班構成 班長:田中善啓  副班長:五十嵐隆元,大保勇,枚田敏幸
班員:吉田諭史,岩元健一,北原洋貴,山崎信,長岡学,稲垣直之,竹井泰孝,小田切教彦,福田哲也
河本勲則,勝眞康行,澁谷孝行,中山裕志,西池成章,藤村一郎,板原広史,金山秀和,上野登喜生
千葉調,坂下惠治
検討内容  救急診療において実施する各種画像検査は,画像診断機器の配備される管理区域等でおこなわれ,長時間にわたる場合がある.そこでは救急患者の容態を悪化させないための,温度管理や被曝管理,感染防護などの環境整備と,高度な電子機器が機能を保った状態で安全に運用するための環境が共存することになる.
 ここでは救急診療において行われる患者の環境保護に関する各種の手技を放射線診療においても継続して実施し,あわせて救急診療に用いる画像診断機器の適切な管理をおこない,安全で精度を保った画像検査を実施するための環境整備のあり方を検討する.
研究発表の記録
災害時における放射線機器・画像システムの検討WG
班構成 班長:北川智彦  副班長:小西英一郎,平井国雄,中田正明,原田潤  指導:大友康裕
班員:柳田智,亀田拓人,中野繁明,大根田純,岩元健一,北野りえ,大久保卓史,福原かおる,渡邊啓司
谷川文一,八木誠一,富安恭子,武井学,小田切教彦,大保勇,藤本真一,梶原敏郎,三宅俊輔,増成豊和
庄垣雅史,西池成章,藤村一郎,宮安孝行,赤木憲明,黒住晃,今井康介,平田彰,松井賢,西村努,坂下惠治
小倉隆,武田清,西 健太
検討内容  災害時の医療における画像診断の必要性および画像情報提供の可能性について,これまで放射線技術に関わる専門家を交えた検討がされていなかった.このたびの日本救急撮影技師認定機構の設立により,全国の災害拠点病院において救急診療に従事する診療放射線技師による連携した検討が可能となり,今日の画像診断機器や情報通信システムのインフラを用いた災害時の放射線画像情報に関する検討することになった.本検討では,災害時の使用に適したX線装置の開発及び画像システムの構築と,その運用体制に関する検討を行う.
救急画像診断に関する標準教材データベースの開発・研究WG
班構成 班長:坂下惠治
横田順一朗,横田裕行,坂本哲也,中島康雄,齋田幸久,土橋俊男,芳士戸治義,石風呂実,米田靖,東丈雄
相良健司,堂領和彦,松岡哲也,梁川範幸,西池成章,平野透,鈴木淳平,中前光弘,庄垣雅史,樫山和幸
検討内容  救急診療における画像診断の重要性は,今日の画像診断機器の発達とあいまって重要性は増している. 今回開発する救急画像診断に関する標準教材は,救急を担当する各職種が共有すべき特徴的な画像所見を網羅し,昼夜を分かたず実施される救急診療における画像診断および画像読影の精度向上を目的とする.本データベースを各種の講習会で使用し,救急撮影認定技師等の救急診療に従事する医療スタッフの資質向上のために広く用いる.
救急診療における一般撮影の撮影条件と画像処理に関する検討WG
班構成 班長:中前光弘  副班長:庄垣雅史,西池成章,樫山和幸
検討内容  救急診療において撮影される一般撮影は,短時間に広範囲の情報を取得可能であることから,特にprimary surveyにおいては必須な放射線検査となっている.昨今,急速に普及するFPDなどのデジタル画像を取得するための各種デバイスは,救急診療で必要とする画像所見の描出に最適な撮影条件及び画像処理関数について未だ検討されていない.本WGの目的は,救急診療で実施する一般撮影検査において,描出する必要がある画像所見に対し,適切な撮影条件と画像処理関数を検討・検証することにある.
研究発表 の 記録
救急撮影技術データベースの構築WG
班構成 班長:平野透  副班長:長谷川雅一,澤悟史,鈴木淳平,藤村一郎,笹木工,岡田裕貴,坂下惠治
検討内容  日本救急撮影技師認定機構では,各委員会や検討班の情報交流をはかるため,メーリングリストを多数運用している.加えて,機構の運営に携わる役員,委員数は百数十名にのぼり,多くの臨床経験を本邦の各地で経験している.この臨床経験により得られた有用な情報や経験,もしくは失敗例や反省点を本機構内の情報交流を通じてデータベース化し,本機構を通じて公表することにより,各地で実施される救急診療における放射線診療に役立てたい.